マンションにするか、戸建てにするか ①
マイホーム購入を考える時迷うことの一つに
「マンションにするか？戸建てにするか？」ということがあると思います。
うちもこれに関しては色々と調べました。予算の事、維持費の事、老後の事。
色んなサイトに色んな事が書いてありますが、これについての私の結論は、ずばり、
「住むエリア、立地条件、家族構成などによって、一概にどちらが良いとは言えない」
ということです。新築か、中古かによってもメリット、デメリットは変わってくると思います。
マンション VS 戸建て
◆マンションのメリット
・セキュリティが高い。
・戸建てより駅が近いなど、立地がいい物件が多い。
・戸建てより駅が近いなど、立地がいい物件が多い。
・気密性が高いので、光熱費が安くつく。
・将来の修繕計画が比較的しっかりしている。
・一戸建てに比べて価格が安いことが多い
◆マンションのデメリット
◆一戸建てのメリット
・管理費や修繕積立金、駐車場代がかからない。
・築年数が経過しても、土地の価値は減らないので資産価値が残る。
・築年数が経過しても、土地の価値は減らないので資産価値が残る。
・修繕の時期や内容などをライフスタイルに合わせて自分で決めることができる。
・マンションよりも部屋数や平米数など、比較的広い場合が多い。
◆一戸建てのデメリット
・セキュリティ面が不安。
・将来の修繕費を自分で計画的にためないといけない。
・将来の修繕費を自分で計画的にためないといけない。
・同じ立地条件の場合、価格が高くなることがある。
・光熱費高くつく場合が多い
◆購入価格の比較
少し前までは同じ広さで比較した場合、マンションと戸建てでは、戸建ての方が価格がかなり高かったのですが、ここ数年のマンション高騰で、マンションと戸建ての価格はそこまで差がなくなってきました。
そうなると、マンションには管理費や駐車場代がかかるので、何十年もそれを払い続けることを考えたら、戸建ての方がお得ということもあり得るのです。
例えば、私が住んでいるエリアのマンションでは駐車場代は平均15,000円～20,000円。
管理費は約15,000～25,000円。修繕積立金は10,000円くらいから5年ごとに少しずつ上がっていきます。
管理費、修繕積立金、駐車場代を合わせて1か月あたり45,000円だとしたら年間の支払額は540,000円になります。
もし35歳の時にマンションを購入して80歳まで住み続けた場合、
540,000円×45年＝24,300,000円です。
修繕積立金に関しては約5年ごとに少しづつ上がっていくので、上記の金額よりは確実に高くなります。
10年から15年ごとに行われる大規模修繕で積立金が足りないと、追加で金額を取られる場合もあります。
そう考えたら、初めに戸建てより安いと思って買ったマンションも何十年も住み続けることを考えたら、トータルでいくと戸建てと変わらない金額を支払っているということになります。
さらに、マンションは何十年も経つと物件の評価価格が低くなってしまいますが、一戸建ての場合は、土地の部分の評価額はそこまで下がることはないので、資産価値としては高いという考え方もできます。
ただ、これについては一概には言えません。住んでいるエリアによっては、駐車場代がとても安かったり、管理費や修繕積立金もそこまで高くないのなら、初めの販売価格が安いマンションの方がトータルコストが安いということもあり得ます。
マンションを買うにしろ、戸建てを買うにしろ、建物や土地の購入（販売）価格だけを比較するだけではなく、長い目でみた維持費がいくらかかるのかを考えて購入することが大切です。
新築ではなく、中古マンションでも積み立て修繕金の今後のシュミレーショングラフなどは、不動産会社にお願いしたらあまり古いマンションでない限り、見せていただけると思います。
また、家を購入すると固定資産税や都市計画税などの税金もかかってきます。
こちらも毎月のローンとは別に月々かかってくるお金として、頭に入れておかなければいけません。
これについては次のお話で。
